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福岡県高齢者の住宅と医療のガイドブック内(田川慈恵病院さま記事)

【ライティング】福岡県高齢者の住宅と医療のガイドブック内(田川慈恵病院さま記事)

福岡県高齢者の住宅と医療のガイドブック「らくらす」内、田川慈恵病院さん(福岡県田川郡福智町)の記事を書かせていただきました。
田川慈恵病院さん

記事を書くにあたって、田川慈恵病院 院長の田中真理子先生に取材をお願いしてこれからの医療、病院への想いをお聞きしました。

田川慈恵病院は慢性期型の精神科病院で、昭和49年開院。先代の病院長の意志である「病気をみるのではなく患者さん自身をみる」という理念のもと、高齢者のうつや認知症、介護をされる方のストレス、仕事や育児の悩み(田中院長も一児の母です)、不眠や不安などを気軽に安心して受診・相談できる病院として地域に定着されています。

治療に関しては、患者様と家族の方々に、精神科、内科、神経科、リハビリテーション科の連携と主治医、担当看護師を始め、精神保健福祉士、作業療法士など多くの専門スタッフからなるチーム医療で対応。

現場のスタッフが定期的に集まり、日々いろいろな勉強や、情報共有したりと、全員で患者さんに関わっています。できるだけ患者さんが自立できるように、とても手厚い現場であると感じました。

敷地内には介護老人保健施設もあるので、病院と連携した高齢者の介護サービスも行なっています。

「ご飯を食べるということが健康になる基本」と話される田中院長。患者様に提供する食材にはこだわっておられ、栄養バランスはもちろん、地元赤村のお米や旬のお野菜を使った季節感あふれる美味しい食事がいただけます。

また、栄養士が医師や看護師と連携をはかり、患者さん一人ひとりの治療や栄養状態に合わせたメニュー作り・栄養指導を徹底するなど、 “食べる楽しみ”を非常に大切にされていました。

他にもメディカルヨガや畑仕事、動物のお世話などを通して、身体の健康と同時に心の健康にもつながるような治療プログラムを取り入れていて患者さまの立場に立った気配りある暖かい環境づくりを実施されています。

精神科というと「そこまで本格的な病気じゃないし・・・」だとか「恐くて、行きにくい・・・」と思われがちですが、院長の田中真理子先生は、非常に優しく話しやすいので些細なことでも相談でき、患者さんと真摯に向き合ってくれます。

自分の中に溜め込まず、きちんと治療するためには“心”という目には見えない不調であっても医療の力が必要です。

心と体はつながっているので、心から体にくる不調。体から心にくる不調。そのどちらもケアできる田川慈恵病院はこれからの社会で生きていく私たちのかかりつけの病院として心強い存在だと感じました。

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